【事例集】
■労働時間以外の過重性を改善する対策
- 002 3年間にわたり利益が確保できず、上層部からの指示が厳しいために、職場上長が精神的に追い込まれ、部下にも厳しい態度で臨んでいた結果、部下で退職するものや抑うつ傾向となるものが増えたので、職場上長の配置転換を総務に要請した事例
- 007 職場の支援が得られず、自信を喪失していた中間管理職に対し、産業医よりその上司に実態を報告した後、上司からの理解・支援が増加した事例
- 008 管理業務をしながら実務が多く、混乱していた管理職に対し、産業医よりその上司に実態を報告してしばらくした後、管理職交代の人事が行われた事例
- 014 上司からの指示命令系統が複数あり、業務が非常に非効率的であったため、精神的疲労を訴えた事例
- 015 トラブル対応のために携帯電話を持たされ、24時間精神的に拘束された状態であった事例
- 022 業務分担に関する職場内不均衡に産業医が介入した事例
- 029 新しい職場における適切なOJTが欠けていたために、無駄な労力と時間をかけ結果的に長時間残業が続いていた例に対し、産業医面談がきっかけとなり上司同僚の支援が得られる様になった事例
- 030 若い社員で長時間残業に対する漠然とした不安に対して産業医面談が安心を提供することになった事例
- 039 新組織になったばかりで上司からの指示が明確ではなく他部門からの要請に応じて業務負荷が生じていたため、職場上司に連絡して業務量の調整を要請した事例
- 040 業務とは直接関係ない複数の委員会を掛け持ちしていた労働者が過大な負荷が掛かっていると判断されたために、職場関係者に見直しを要請した事例
- 047 産業医から植生に対して、職場での声かけを多く行うことや、他職場との業務のローテーションについて考慮するよう申し入れた。
- 055 ストレスを強く感じる上司から席を離し、職場環境を替えた事例
- 061 職場の人間関係に問題があり、出社できなくなった労働者に対して、精神科で受診を開始し、職場では席替えをして復職できるようになった事例
- 065 職場の人間関係に問題があり、出社できなくなった労働者に対して、精神科で受診を開始し、職場では席替えをして復職できるようになった事例
- 070 片道2時間をかけて通勤していた社員がプロジェクトに参加し、残業が多くなり帰宅時間が0時を越えることが常態化してしまったため、人事と協議の上、プロジェクト終了まで独身社宅を貸与することになった事例
- 071 家庭をもつ女性労働者において家族の協力が得られにくい場合の職場への配慮を促した事例
- 078 ある労働者が長時間労働以外に、慣れない長期の海外出張で心身共に疲れてしまったため、職場の要請にも応え、産業医が直接現地にヒアリングに入って体調を確認し、また、日本への帰国を比較的頻繁に行えるようになった事例
- 084 時間外超過者健診の結果を上長にフィードバックしたことで、上長と従業員のコミュニケーションが改善され職場全体の雰囲気が向上し、業務効率改善とともにストレス症状の軽減につながった事例
- 088 産業医が出張先に出向いて時間外超過者健診を実施し、メンタルヘルス予防に効果的とされる組織健康度の観点から組織心理学手法を用いた提言を行った事例
- 092 保守・サービス担当で顧客からの問い合わせ・対応業務を3年間にわたり担当していた労働者から、就業後や休日も常に携帯電話から連絡が入る可能性があり、また場合によっては即対応しないといけないため気持ちが休まる時がないという訴えあり。不満と過大な精神的ストレスを感じていると判断されたために、職場上司に待機業務を当番制で行うことを要請した事例