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■ 職場事例061
39歳男性、事務職、常昼勤務。時間外労働は月40~50時間程度が続いていた。以前より職場の上司Aに対して苦手意識を持っていた。過重労働面接時には本人からの訴えは特に無かったが、その後、業務に関して上司Aからきつい口調で注意を受けたことをきっかけに、出社しようと思うと胸がどきどきするようになり欠勤が続くようになった。上司Bが心配し、診療所に相談。本人と産業医が面接し、精神科受診をすすめた。精神科主治医の診断により適応障害の診断で約1ヶ月間休業した。復職に当たっては主治医より、時間外労働の禁止と職場異動が望ましいとの意見書が提出された。本人、産業医、職場の三者の話し合いを行い、業務の負荷は体調を見ながら徐々に増やすこととし、時間外労働は当面禁止とした。また、職場の異動は困難ではあるが、職場内で席替えをし、本人と上司Aが直接顔を合わせる機会が少なくなるよう配慮してもらえることとなった。復職後は特に問題なく勤務できている。