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■ 職場事例052
30代の男性。50人未満の支店勤務。健康診断では全く異常がなく、喫煙歴も無い。顧客のシステム入れ替えとトラブル対応のため、月120時間から150時間程度の残業を行っていた。過重労働対策を初めてすぐに面談にきた時に、頭痛、めまい、吐き気、入眠困難などの自覚症状があったため、近くの国立病院神経内科を受診して、頭部CTを撮ったが、異常はないと言われたとのことであった。土曜日曜もずっと休まず、連日深夜まで仕事をして、仮眠して早朝から仕事をするという生活をしていた。休養が必要なので、まとまった休暇を取ることを勧めたが、非常に大きな仕事であるため、大きな損害を出すことになることと、自分はこの仕事が非常に好きであるため今休みたくないとの意向が強かった為、作業の見直しをして睡眠時間を増やすことと、平日の仕事は仕方がないなら土曜日か日曜日のどちらかを必ず休むこととを約束したところ、休日をとるようになり、残業時間も80時間程度に減少し、自覚症状も軽快した。健康診断では異常がなかったが、長時間労働対策によって、健康障害を未然に防ぐことが出来た。