【事例集】
■個別事例
- 003 抑うつ傾向を認めた労働者を産業医が精神科医に紹介し、半年の職務変更と治療により業務能率が向上し労働時間が短縮した事例
- 004 出張先での過重労働が継続するために、糖尿病治療のための病院通院が中断し血糖コントロールが悪化していたために、上司に連絡し出張を中止した事例
- 006 同じ部署でありながら1名のみ慢性的に過重労働者面接の対象が継続していた社員に対して、産業医から所属長へ業務管理の確認を要請した事例
- 007 職場の支援が得られず、自信を喪失していた中間管理職に対し、産業医よりその上司に実態を報告した後、上司からの理解・支援が増加した事例
- 008 管理業務をしながら実務が多く、混乱していた管理職に対し、産業医よりその上司に実態を報告してしばらくした後、管理職交代の人事が行われた事例
- 009 面接時に、自ら既にうつ病の治療を開始されたことが判明した労働者に対し、休業を指示できた事例
- 010 以前より境界型心電図を指摘されており、面接時の血圧測定で上昇傾向を認め、心エコーを実施したところ左室肥大を指摘され、治療を開始された事例
- 013 本人が職制に対してどのような業務状況で残業超過となっているのか伝えられない(言い難い)場合があり、職制を交えて業務状況について話し人員増を検討していただいた事例
- 014 上司からの指示命令系統が複数あり、業務が非常に非効率的であったため、精神的疲労を訴えた事例
- 015 トラブル対応のために携帯電話を持たされ、24時間精神的に拘束された状態であった事例
- 016 血圧測定時に不整脈が確認され循環器専門病院に紹介・入院加療となり、復職後は残業時間を制限した事例
- 017 血糖値軽度異常を指摘されたことがある社員が面談時強い疲労感を訴えたため、食後4時間以上経過した段階で尿検査(テストテープ)し尿糖3+であったため、採血を実施し、ヘモグロビンA1c10.5%と糖尿病発症しており即時専門医療機関を紹介し、受診させた事例
- 018 高血圧コントロール不良に加え長時間労働が常態化している社員に対し、残業禁止の指示、職制に対する文書による通知を行うも、改善の見られない例
- 022 業務分担に関する職場内不均衡に産業医が介入した事例
- 023 重症の高血圧やうつ病など、就業の継続が危険と考えられた場合には、本人に対しては適切な治療や休養の必要性を説明して医療機関につなげ、職場管理者には本人に対してだけでなく、残った労働者の負担についても配慮を求めている。
- 024 健康管理部門が知らない間に退職してしまった例
- 025 過重労働面談時に高血圧を認めたため、医療機関受診を促し治療に導入した例
- 026 面談時に高度のストレス状態と思われたため、職場管理者と面接を行い、配慮をお願いした事例
- 029 新しい職場における適切なOJTが欠けていたために、無駄な労力と時間をかけ結果的に長時間残業が続いていた例に対し、産業医面談がきっかけとなり上司同僚の支援が得られる様になった事例
- 030 若い社員で長時間残業に対する漠然とした不安に対して産業医面談が安心を提供することになった事例
- 032 産業医面談を通してうつ状態が疑われ、早期の専門医受診と治療に結びついた事例
- 033 産業医面談を通して本人の生活習慣改善の意欲が増し、高脂血症の改善に結びついた事例
- 035 家族関係で悩みを抱える社員に対し相談を受けるきっかけとなり、悩みの軽減につながった事例
- 039 新組織になったばかりで上司からの指示が明確ではなく他部門からの要請に応じて業務負荷が生じていたため、職場上司に連絡して業務量の調整を要請した事例
- 040 業務とは直接関係ない複数の委員会を掛け持ちしていた労働者が過大な負荷が掛かっていると判断されたために、職場関係者に見直しを要請した事例
- 042 頻繁な出張の交通手段として自家用車が暗黙のルールとなっていた事が負担になっていたことが判明し、特急列車利用を許可するように指導した事例
- 046 産業医面接により、糖尿病の治療中断が分かり再受診につなげた事例
- 047 産業医から植生に対して、職場での声かけを多く行うことや、他職場との業務のローテーションについて考慮するよう申し入れた。
- 050 残業時間制限など就業上の配慮を総務課に報告する可能性があるため、しぶしぶ治療を開始した事例や治療コンプライアンスが上昇した例
- 051 残業時間制限など就業上の配慮を総務課に報告する可能性があるため、しぶしぶ治療を開始した事例や治療コンプライアンスが上昇した例
- 052 定期健康診断では全く所見がない30代前半の社員に長時間残業によると思われる身体症状がみられたが、作業の仕方を改善するよう指導したところ症状が軽快した例
- 055 ストレスを強く感じる上司から席を離し、職場環境を替えた事例
- 056 健康診断結果で死の四重奏をみとめる残業超過労働者に対し、労災二次給付の検査を実施し、頚動脈にプラークをみとめ残業制限をした事例
- 057 抑うつ傾向を認めた労働者を産業医が精神科医に紹介し、担当医から要休業の診断書が出されず、本人が休養を取らず、業務負荷を軽減しても抑うつ症状が遷延してしまった事例
- 059 特定の部署でほとんどの労働者が毎月、過重労働しており、部全体としての過重労働対策を要請した事例
- 060 うつ病治療中の労働者に円形脱毛症が生じ労働時間短縮を指導した事例
- 061 職場の人間関係に問題があり、出社できなくなった労働者に対して、精神科で受診を開始し、職場では席替えをして復職できるようになった事例
- 062 不眠を訴える労働者に対してメンタルクリニックを紹介した事例
- 065 職場の人間関係に問題があり、出社できなくなった労働者に対して、精神科で受診を開始し、職場では席替えをして復職できるようになった事例
- 066 インシュリン治療中の労働者が、急な残業や休日出勤等で食事時間がバラバラになり、運動も十分できなくなったことからコントロールが乱れてきていたが、産業医が主治医に職場の状況等を伝える診療情報提供書を書いて改善された事例
- 067 開発担当でCAD作業を行う労働者が、作業中の疲労感を強く訴えていたので、産業医が安全衛生の担当者に、CADスペースの照度の調整と休憩スペースの改善・工夫を指示した事例
- 070 片道2時間をかけて通勤していた社員がプロジェクトに参加し、残業が多くなり帰宅時間が0時を越えることが常態化してしまったため、人事と協議の上、プロジェクト終了まで独身社宅を貸与することになった事例
- 071 家庭をもつ女性労働者において家族の協力が得られにくい場合の職場への配慮を促した事例
- 073 規則な食事により糖尿病のコントロールが不良になった事例
- 075 過重労働者が職場内で短時間の意識消失発作を起こし、精査の結果、過労が主要因と考えられて勤務時間が軽減された事例
- 076 過重労働者から抑うつ状態にあることが判明し、本人の業務負荷を軽減すると共に、応援のための人員が投入された事例
- 077 健康調査表および面談より、極度に心身の疲労を訴えている労働者に対し、勤労部門とも協調しながら、繁忙期に2週間の連続休暇を取得させることができた事例
- 078 ある労働者が長時間労働以外に、慣れない長期の海外出張で心身共に疲れてしまったため、職場の要請にも応え、産業医が直接現地にヒアリングに入って体調を確認し、また、日本への帰国を比較的頻繁に行えるようになった事例
- 079 抑うつ状態で治療中の労働者を、産業医がより適切な治療を行える医療機関に紹介し、4週間の病欠と治療は必要であったが、その後の職場復帰がスムーズにできた事例
- 080 長時間労働以外に、重量物取り扱い作業があり、そのために数回の腰痛発作を起こしていることが判明し、安全部門と相談して作業方法を工夫した事例
- 083 時間外労働時間短縮の軽減を要請しても実質的な業務改善が行えなかった従業員に対し、産業医の提言で配置転換を行った事例
- 084 時間外超過者健診の結果を上長にフィードバックしたことで、上長と従業員のコミュニケーションが改善され職場全体の雰囲気が向上し、業務効率改善とともにストレス症状の軽減につながった事例
- 085 ストレス度の高い従業員に対し臨床心理士による定期的な面談を実施し、ストレス度を軽減させ健康障害の予防につながった事例
- 086 長時間時間外労働が継続し軽度の抑うつ状態となった従業員に対し、早期の1週間の休養が症状消失、業務効率改善につながった事例
- 088 産業医が出張先に出向いて時間外超過者健診を実施し、メンタルヘルス予防に効果的とされる組織健康度の観点から組織心理学手法を用いた提言を行った事例
- 089 健診時M.I.N.I.で大うつ病エピソードを疑わせた従業員を精神科医に紹介し、2ヶ月間の自宅療養を行って症状軽快、職場復帰に至った事例
- 092 保守・サービス担当で顧客からの問い合わせ・対応業務を3年間にわたり担当していた労働者から、就業後や休日も常に携帯電話から連絡が入る可能性があり、また場合によっては即対応しないといけないため気持ちが休まる時がないという訴えあり。不満と過大な精神的ストレスを感じていると判断されたために、職場上司に待機業務を当番制で行うことを要請した事例
- 093 抑うつ傾向を認めた労働者を産業医が精神科医に紹介し、通院加療、時間外勤務の制限および職務内容の変更を行い症状が改善した事例
- 094 定期健康診断にて軽度の糖尿病を認め、面談後の再検にて糖尿病の悪化を認め入院加療となった事例
- 095 定期健康診断にて血圧高値を認め面談後治療を強く進め血圧治療につながった事例