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■ 職場事例060
35歳男性、事務職。数年来、うつ病のため内服治療を受けていた。心身ともに状態は安定しており、通常の業務を問題なくこなしていた。以前、うつ病で休業し復職した際に産業医の意見として、うつ病の悪化を避けるため時間外労働については1日2時間以内にとどめる規制をつけ、人事・所属部署とも了承していた。職場が多忙になり、時間外労働が月45時間を超えることが増えた。本人は徐々に精神的につらいと感じるようになっていた。その頃から、頭髪の脱毛が目立つようになり、全体的に髪が薄くなり、部分的に円形脱毛も生じるようになった。本人は皮膚科受診し、治療開始した。所属長も頭髪の変化に気づき本人と面談し、仕事によるストレスと考え、業務の負担を減らすように配慮した。過重労働面接を行った時には脱毛は改善傾向にあり、精神的な負担も減っていたが、再度、時間外労働の規制を守ることを確認した。