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■ 職場事例059
事務職場、VDT作業が中心。製品の製造量等を計画・調節する業務。常昼職場であるが、事業所内で突発事故が生じた場合などはすぐに計画・調整を行う必要があり、夜間・休日にも業務が発生することがある。ほとんど全員、時間外労働が毎月60~80時間を超えている。多忙な時期には月130時間を超える時間外労働を行った労働者もいる。過重労働の面談では疲労を訴える者が多く、過重労働が改善する見通しもないため、異動や退職の希望がある者も複数いた。実際にこの職場では、若手が途中で退職するケースが何度かあり、他の労働者の業務負担が増すという悪循環があった。当該部署の産業医巡視を利用して、面接での訴えの状況を説明し、時間外労働短縮について問いかけたところ、職場としても問題とは考えているとの返答で、人員を増やし、業務分担を減らす計画をしているとのことであった。