TOP > 対策ツール > 事例集 > 事例057

yWz

■ 職場事例057
36歳男性、技術系スタッフ。他社と競合する開発品を担当していた。退社時刻が24時を超えて産業医面接となった。初回面接で、睡眠障害、集中力低下、思考力低下、ゆううつ感などを訴えてため、精神科の専門医を受診した。担当した精神科医は抗うつ剤SSRIと睡眠薬の処方が出されたが,しばらく様子をみるとし、要休業としなかった。人事担当者および上司を相談し、業務負荷の軽減を図り、労働時間も減少させたが、思考力低下やゆううつ感などは継続していた。数ヶ月が経過し、業務負荷を減らしているのにかかわらず、状態が改善しないことに本人が焦燥感を感じはじめた。主治医にコンサルテーションしたが、「うつ状態は改善しているので、休養の必要はない」とのことであった。1年以上も残業制限をしているが、状態の著しい改善をみとめていない。配置転換も検討中である。