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■ 職場事例041
37歳男性、技術者。前月の時間外労働時間が100時間を超えていたため産業医面接実施となった。約半年前からチームリーダーに昇格し、それまで技術者としての業務から職場内の調整をしなければならないリーダー業務負担が大きくなっていた。産業医面接内で身体症状として、上腹部痛、食欲低下、吐き気、身体のふるえが見られ、精神症状として不眠(中途覚醒)、集中力の低下など見られた。治療導入が必要と判断し近医専門家を紹介するのと同時に、夏休みや年休を取得していない状況であったため1週間の休養を指導した。1週間の休養後の業務内容はあまり変化がなく、精神症状が悪化し2ヶ月間の自宅療養をすることになった。職場復帰の際、職場関係者ミーティングでチームリーダーからの降格と時間外労働の制限を協議した。これらの対策により、業務能率が向上し、就業制限の解除をした後もパフォーマンスの維持、時間外労働時間の短縮が見られた。