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■ 職場事例037
技術開発職場。労働者数8人(全員男性)。2人が前月の時間外労働時間が100時間を超えており、5人が過去2ヶ月連続時間外労働時間80時間を超えていた。当該事業場全体の過重労働者の割合半数を超えていた。産業医が面接したところ、1つの機械を1人の技術者が担当しているため、製造ラインでトラブルが発生すると、深夜など時間に関わらず担当技術者が呼ばれる24時間オンコール体制の状態なこと、仕事量が1年前に比して2倍近く増加していること、職場内の1人が長期療養中であることなどが明らかになった。今後も仕事量の増加は見込まれるため、療養中の労働者が職場復帰する時期と重なるが、職場復帰直後の就業制限等考慮し、人員の補充や応援体制を検討するように協議した。その結果、短期的には他職場の技術者を異動し補充することと、長期的な対策として新入社員1人を補充することとなった。